2007/9/30 日曜日
全世界を支配される神
説教から一言「全世界を支配される神」
詩編 2章1ー12節
詩編第2篇は「王の詩編」の一つです。新しい王の即位式の時などに歌われました。この詩には現実の王の模範とすべき理想的な王・救世主の姿が描かれています。この王は武力や富の力を背景に立つのではなく、全世界を支配される神の御旨を実行する王です。
神の民イスラエルは、国が滅び、現実の王がいなくなってからも、神はいつかこのような理想的な王を救世主としてお与えになることを期待して、祈り続けました。
初代教会のキリスト者たちは、イエス・キリストこそこの詩編2編に歌われた王の実現であると信じました。
ヘンデルの作曲した「メサイヤ」(救世主)では、ハレルヤ・コーラス(第44曲)の直前の第40曲~43曲に詩編2篇が歌われています。まさに救世主を指し示す詩として位置付けられています。
今なお混乱を続ける世界情勢の中でも、私たちはイエス・キリストの父なる神が全世界を支配しておられることを確信して、すべての事態に冷静に対処する者でありたいと思います。
富里教会協力牧師 島津 虔一