2007/10/22 月曜日
しかし、勇気を出しなさい
「しかし、勇気を出しなさい」
ヨハネによる福音書 16・25ー33
「あなたがたは、世では苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」
生きている限り苦しみがついてきます。肉体は年とともに衰え、景気不景気の波は社会全体を覆います。例外はありません。生きる勇気が必要でない人は一人もいません。その勇気をどこから手に入れるのでしょうか。
苦しみが無くなることが信仰ではなく、それに勝たせるのが信仰です。それは、世に勝たれたイエス様が先導してくださり、その後についてゆく信仰です。
「チャンピオン」とは「その道の第一人者」という意味だけでなく、「ある人のために戦ったり議論する人」との意味があるそうです。(大江健三郎『チャンピオンの定義』)これはイエス様のしてくださったことに通じます。
世の中は、自分が一人で闘って勝つか負けるかでなく、チャンピオンがいるのです。皆に代わって罪と死を一身に十字架で引き受けて戦い、この世界に神様の愛の勝利を明らかにしてくださいました。
このキリストの後に従うことは臆病な人のすることではなく、だれにでもある弱さをもつ者を奮い立たせる勇気なのです。
富里教会 牧師 内田汎