説教・行事

2008/1/21 月曜日

まだ信じないのか

「嵐の中を進む」               マルコ 4・35ー41
                                  
舟は私たちの人生の象徴です。舟は事もなく進んでいくようですが、いつ沈んでもおかしくありません。舟は舟である限り絶対に安全ということはないのです。私たちは自分で漕いで目的地へ行こうとしますし、行ける時もありますが、いつも危険が隣り合わせです。私たちは何と身も心も壊れやすいことでしょう。                      
 しかも嵐は突然襲います。こちらがいくら注意していても、危険は向こうからやって来ます。必死で手立てをつくしても、手に余る嵐が舟を飲み込もうとするのです。                                                         

イエス様はともを枕に眠っておられます。イエス様にとっても嵐は嵐に違いありませんが、世界は神様の支配しておられるところで、嵐の背後にその支配を見て、身を委ねておられるのです。             
弟子の悲鳴に起き上がり、「黙れ、静まれ」と湖を叱られ、「まだ信じないのか」と言われます。
 
湖を舟で渡る私たちにとって嵐は、イエス様が一緒にいて下さることが明らかになる時です。私たちの信じているイエス様がどういうお方なのかが明らかになる時なのです。
「愛する神様、わたしを守ってください。海はあんなに広く、私の舟はこんなに小さいのですから」(ブルターニュの漁師の祈り) その舟にイエス様が乗っておられることがわかるときなのです。

                     富里教会 牧師 内田汎
 



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