2008/7/29 火曜日
最上のわざ
この世で最上の仕事は、何であろうか。
美しい心で年をとり、働きたくても休みをとり、失望しそうな時
にも希望をもち、すなおに平安に自分の十字架を担う。
若者が元気一杯、はつらつとしてかっぽするのをみてもねたみは
しない。
人のためにい働くよりよりも、素直に人の世話になり、弱っても、
もはや人のために役立たなくても、親切で柔和でありたい。
老いの重荷は神の賜物、古びた心に自分で最後の磨きをかける、
まことの故郷に帰るため。
自分をこの世をつなぐ鎖を少しずつ外してゆくのも、大切な仕事
のひとつ。
そして何もできなくなれば、それを謙遜に受け入れよう。
神は最後にもっともよい仕事を残してくださる。
それは祈りだ。
手はもはや何もできなくとも、合掌はできる。
愛する全ての人々に神の恵みを願うために。
すべてを終えてしまったら、臨終の床で神の声を聞くだろう。
『来たれ、わが友よ! われ汝を見捨てじ』と。
(H・ホイヴェルス神父の祈りより)