説教・行事

2008/7/1 火曜日

神よ、なぜなのですか。

 「神とこの世の不条理」                ヨブ記  1:1-2:13

「わたしは裸で母の胎を出た。裸でそこに帰ろう。
主は与え、主は奪う。主の御名はほめたたえられよ」 (1:21)

「わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、
不幸もいただこうではないか」 (2:10)

 この世では、なぜ不正を行なう者が富を得たり、誠実に人生をおくるものが先日の秋場原の通り魔事件の被害者のような目に会うのか。こうした世の不条理の問題に取り組み、解答を示しているのがヨブ記です。
 
無垢な正しい人で神を畏れ、悪をさけて生きていたヨブは、多くの財産(家畜)と仲のよい10人の子供たちに恵まれていました。
ところが天災や略奪にあって、一朝にして全財産と10人の子供たちを失いました。更に彼の肉体に災いが及び全身ひどい皮膚病におかされ、悪臭とひどい痛みとかゆさに悩まされるようになってしまいました。しかしそれでもヨブは信仰を捨てません。

上記の二つの言葉は、災難を受けた直後にヨブが語った信仰の告白です。
ヨブの信じた神、聖書が示す神は、人間の側の願いに都合よく応えて、安易にご利益を与える方ではなく、すべての存在の創り主として、すべてを支配し、私たちがどのような状況にあっても変わらず、見守ってくださる方なのです。
富里教会協力牧師 島津 敬一



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